2008/05/14

VMware Fusion

試用期限があと一週間と迫ってきました。ここでこのソフトについて触れておかないと,と思い記事にすることにしました。

ご存知のように,MacでWindows,あるいは他のOSを使えるようにする,いわゆるエミュレーションソフトとしてよく知られているのは以下の4つです。(Intel Macに限る)

  1. Parallels Desktop for Mac…いちばんメジャーかもしれません
  2. VMware Fusion…パラレルズと比べての優位点は,64ビットに対応していること…より,なにより安いこと
  3. CrossOver Mac…上の2つとは少し違って,OSではなくWindowsのソフトをインストールしていくタイプ
  4. VirtualBox…上の3つは有償なのに対して,これは無償,フリー!でも敷居高そう

わたしは今のところ,VMwareとCrossOverを試しています。パラレルズはお値段が少し高いので,試用版をダウンロードしてもおそらくレジストしないと思い試してはいません。バーチャルボックスはフリーで魅力的なのですが,設定が難しそうなのと,トラブルも多そうなので,こちらもダウンロードは控えています。

さて,クロスオーバーですが,OSをインストールしなくていいのは助かるのですが,自分が使いたいソフトがうまく起動してくれなかったので,こちらはあまり使い物にならないと感じました。もちろん,自分が使いたいと思うソフトが対応していれば,OSを間に挟まないぶん軽く動くので,CrossOverもいいと思いますよ。

一方VMwareの方ですが,使ってみて,これはもう感動ものですね。スゴイ!の一言に尽きます。BootCampでは,MacからWindowsにスイッチするとき,一度MacをシャットダウンさせてからWindowsを立ち上げる必要があり,MacOSとWindowsOSを同時に使用することはできなかったのですが,VMwareでは同時に使用することができます。

さて,VMwareの表示方法には以下の3つがあります。

  1. ユニティー…あたかも,MacOSの中でWindowsソフトだけが起動しているような状態
  2. シングルウィンドウ…VMwareのウィンドウの中にWindowsOSが起動している状態
  3. フルスクリーン…その名の通り,完全にフルスクリーンでWindowsが起動している状態

この説明ではわかりにくいので,詳しいことはact2のVMware Fusionのページで確認してみてください。ページ中ほどにある,

デスクトップ View は、3種類のモードから選択が可能

というところにある,それぞれの画像をクリックすると,3種類のモードについてよくわかると思います。

ピクチャ 1

上の画像は,MacのExposéで,同時起動している3つのブラウザを並べたところです。Internet ExplorerはMac OS Xに対応していませんが,VMwareを使うと,FF,IE,Safariを同時に起動させ,サイトを見比べることだってできます。ちなみにVMwareの表示はユニティーモードです。

しかし,こうやって自分のコラムを見比べてみると,ブラウザによって表示のされ方がいかに異なるか,ということをよく知ることができます。Safariで見ると,サイドバーに表示されるユニットから,文字がはみ出てしまっているので修正しなければ…でも,どこを修正したらいいのかわからない(汗)

FullScreen

MacのSpacesを使えば,上の画像のように,フルスクリーン表示のWindows OSと,Mac OSの間を行ったり来たりできる!!何度も言いますが,これはホントにスゴ過ぎる機能です!!!

act2のサイト内を探し回っても,VMwareの評価版をどこからダウンロードしたらよいのかわからなくて検索したところ,アクト・ツーではなくVMwareの本サイトから英語サイトにジャンプするように促され,そちらでライセンス登録することで無事ダウンロードすることができました。ややこしい~

いずれにしても,試用期間は30日間とたっぷりありますから,使い倒してみて気に入ったら購入できる,という点は安心です。

0 件のコメント: