2008/05/11

Windows Live SkyDrive

ネット上にはオンラインストレージと呼ばれるものが各種存在します(オンラインストレージの比較を,TokutechさんがTLBColumnの記事でおこなっています)が,わたしが最近気に入って使用しているのは,Microsoftが無料で提供している,Windows Live SkyDriveです。

スカイドライブがすごいのは,何といっても容量が5GBもあるというところです!他のオンラインストレージが軒並み1~2GBのところを5GBとは。ここまでくると,一昔前のPCのディスク容量と一緒です。ホントにマイクロソフトは太っ腹です。あっ,Windowの名前は付いていますが,もちろんMacからでも使えますよ。

さて,SkyDriveの実際の使用感ですが,ここはさすが,Microsoftは譲ることができなかったのか,Internet Explorerからはドラッグアンドドロップでファイルをアップロードできるのですが,FirefoxやSafariではファイルをひとつずつ選択してしかアップロードできないようになっています。よって,スカイドライブを使う場合,ブラウザは必然的にインターネットエクスプローラーということになるでしょう。

SkyDrive D&D
Internet Explorerでは複数のファイルをドラッグアンドドロップできる!
SkyDrive x FF
Firefoxでは一つ一つファイルを選択してアップロードしなければならない
SkyDrive x Safari
Safariも同じ
 

一度にアップロードできるファイル容量は50MBです。また公開・非公開の設定ですが,大きく分けて個人・共有・公開の三フォルダに分類されているので, これも上手に使うと便利そうです。

SkyDrive Home
個人フォルダには最初から,ビデオ・文書・画像・音楽の4フォルダが準備されている
SkyDrive Picture
これは画像フォルダ。このようにファイルをそのまま放り込むことも…
SkyDrive Doc
この文書フォルダの中のように,子フォルダを作成することもできる
SkyDrive Doc in Folder
子フォルダの中にさらにフォルダを作成してファイルを放り込むこともできる。
やろうと思えば,自分のコンピューターと同じフォルダ構成にすることも可能。
まるでオンライン上に自分のマシンと同じ仮想ストレージを構築することができる!
 

いざという時に備えて,重要なファイルはこういったオンラインストレージにバックアップしておくのもよいかもしれません。ただし,セキュリティーが考慮されているとはいえ,ファイルを他社に預けるわけですから,極度のプライバシー擁護派には向かないでしょう。無料を取るかプライバシーを取るか,どちらかを選択するということになります。プライバシーを取る人は,Appleのタイムカプセルなどはいかがでしょうか?あなたのマシンがMacなら,タイムマシンで定期的に自動でバックアップをとってくれますよ。

タイムカプセルの1TB,余裕があったら欲しいなぁ~

Apple Store(Japan)

Windows Live Skydriveに関する詳しい記事 @IT
マイクロソフトが38カ国で提供開始 5GBの無料ストレージ 「Windows Live SkyDrive」を使ってみた

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